世界遺産・熊野古道を歩く旅 小辺路ルート(高野山から熊野本宮大社)

1日目の日程 長崎空港から大阪空港  高野口から高野山 高野山宿坊泊

2日目の日程 龍神スカイライン野迫川村大股から伯母子峠(1124m)十津川温泉郷泊

3日目の日程 十津川村果無峠登山口から果無峠越え≪1114m)熊野本宮大社 

              雲取温泉泊

4日目の日程 平谷・猿飼橋・玉置神社・牛馬童子 田辺インターから大阪空港へ 長崎着

 

 

1日目

高野山 九度山・慈尊院を参拝して町石道を歩き大門・金剛峯寺・奥之院まで天気予報通り雨が降り出してきましたが、傘をさしたり雨具を着たりして、町石道を歩き大門に到着。(約7km)

高野山宿坊泊は初めての体験でした。普通の宿と違う所は、食事はもちろん精進料理でした。歩き旅の私としては少し物足りない感もあったのですが、ツアー中一番口にあったという人もおられた。アルコール類はOKでした。

 

慈尊院

弘法大師が高野山を開いた時に最初に建てた寺院で、高野山は女人禁制の山だったので母がここで暮らし弘法大師が山を下りて会いに来ていたといわれている所です。

 

町石道とは、慈尊院から高野山へ通じる参道に1町(約109メートル)ごとに「町石(ちょういし)」と呼ばれる高さ約3メートル強の五輪卒塔婆形の石柱が建てられており、在でもその8割以上にあたる150本の石柱が鎌倉時代建立当時のまま残っている。                              


2日目

高野山から熊野本宮大社まで古辺路ルートは3泊4日で1峰3峠を越えるのが普通らしいが、今回のツアーは2つの峠を超えた。野迫川村大股から伯母子峠(1246m)越え十津川温泉泊。きれいな紅葉とさくさく、ふかふかの落ち葉の登山道を歩き疲れも忘れるくらいでした (歩行距離16km)

 

 

3日目

石畳や果無集落などパンフレットで見るような所を歩きましたが、果無峠(1114m)はなかなかの難所でした。ガイドさん無しでは難しいコースだそうで、静かで出会う人も少なく遠い昔に浸って歩きました。十津川村は日本一広い村でサスペンスの十津川警部と関係があるとの事で何となく関心がある所でしたが、山深い広い村でした。世界遺産が2つもあることも知りました。(歩行距離10Km)

 

 

 

 

 

 

 

果無峠登山口から集落に向かう途中の石畳

地元のツアーガイドさんが吹く法螺貝の音が聞こえて来て一瞬タイムスリップしたかのようでした

お天気の良い日だったので小辺路の途中太平洋が見える所もありました

 

   熊野本宮大社


4日目

世界遺産・玉置神社は1804年建立され、霊峰玉置山は自然環境保全地域に指定されており、境内には樹齢3000年の杉やほかの大木もあり神宿るパワースポットでした。時間的な余裕があったこの日は中辺路の牛馬童子も巡る事が出来ました。

 

    玉置神社

神代杉

(樹齢3000年)

夫婦杉

牛馬童子


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コメント: 1
  • #1

    K-N (土曜日, 12 12月 2015 21:42)

    世界遺産の熊野古道の小辺路ルートなかなかよさそうですね。
    秋の紅葉のなか、落ち葉を踏みしめていにしえの時代に想いをはせながら歩く旅はきっと素晴らしかったでしょうね。